ばるこにー野菜 2013.02
最近はバルコニーの野菜の話、ぜんぜん出てきませんが、作ってないわけではないのです。
ケール、ミニ白菜、小さめの大根、小松菜。 秋にいろいろ仕込んだものの、ほぼ全滅なのよねー。 ほら。
もちろん、ここ数年の経験から寒冷紗などのカバーはかけていたんですよ。 けど、株元あたりのちょっとした隙間から、強風でめくれたところから、鳥たちはすっかり野菜を喰い散らかしてしまったのであります。
野菜の価格が高くなってるのは、11月からの寒さと年明けから空気の乾燥続きで、予定どおりに生育しないのが原因らしいけど ・・・ そういうの、鳥たちにもナンか影響あるのかしらね?
大根の短い葉っぱまでやられてしまって、もう、お手上げ状態です。
そんな中で、かろうじて残っているのは、やっぱり 「ブロッコリー」 類です。
例によって葉っぱはバリバリやられてるけど、私たちがいただく花蕾の部分は無事。
左の写真は 「ブロッコリー・ロマネスコ Broccolo Romanesco」。 見ての通りこれもブロッコリーの仲間なので、セーフ。
今年初めて植え付けたこれ、まだ小さいのでわかりにくいけど、流通し始めたのときには、花蕾の形が 「フラクタル形」 ってことで話題になった野菜です。
無知なワタクシは、こういうのをフラクタルというのかー、と、野菜の形から言葉を知ったのでありますが。
「どんなに拡大しても複雑な図形」 とか 「図形の部分と全体が自己相似形になっているもの」 とか ・・・難しいのよ、フラクタルの説明。 ちゃんと知りたい方は調べてみてね。
ブロッコリーとカリフラワーをかけあわせてできたので、日本じゃ 「カリッコリー」とか「カリブロ」なんて商品名もあるらしいですが。 言いにくいよ、カリッコリー。
食べるのはふつうに花蕾もしくは花茎の部分で、味はブロッコリー似ているようですが、ブロッコリーのようにわき芽に花蕾ができることはなくて、花蕾の収穫は1つだけ。
ブロッコリーとカリフラワー、それぞれの性質を受け継いでますね。
バルコニーに残る貴重な冬野菜でもあり、収穫が楽しみです。