牡蠣がいっぱい

　牡蠣（カキ)をいただきました。　兵庫県産の、大粒でプリっプリの牡蠣。
　その昔、実家（岡山県）にいた頃、年末に一斗缶入りの牡蠣を下さる方がいました。　一斗缶って、四角い金属のやつ。　ええと、容量は１８リットルあるらしいけど、その中に殻つきの牡蠣がいっぱい入っていたのです。
　その牡蠣を殻のまま大きな中華鍋とかに入れて、フタをして火にかける。　火が通ると殻が開くので、そこにポン酢を垂らしてアツアツを食べるんです。　当時はこれ、特別な食べ方のような気がして楽しかった。
　と、ここまではよかったのですが、初めてこんなふうにして使ったお鍋は、焦げついた塩分？がどうやっても落ちなくて、ついに捨ててしまった記憶があります。　これに懲りて翌年からは、古くなったお鍋、捨てていいものを使うようになったよなぁ　・・・　
　そんな思い出のある牡蠣ですが、数年後に、電子レンジでチンすればいいということを知りました。　殻つきのままレンジで火を通せば短時間で、容器も汚れないのよね。
　今回も、殻つきのものはガラスの容器に入れてチンしました。　おいしく食べて、後片付けも楽ちん。　電子レンジよ、ありがとう。　
　殻からはずしてある袋詰めのものは牡蠣フライ、そして牡蠣のお味噌汁などにして、若干２名ながら、数日でたいらげました。　素材がよいと、何を作ってもおいしいですね。　
　しかしこの牡蠣、火を通してもぜんぜん縮まないのはナゼ？