秋色ばやり?

niwazou2013-02-08

かねがね思っていたことですが 「プリムラ (ジュリアン、ポリアンサ)」 の花色って、なんでこんなに多いんだろう。
 白や桃、黄や赤はもちろんのこと、インクをそのまま落としたような青や紫も。 改良して作ったというには、あまりに違いすぎる色が揃っております。
 それも単色じゃなくて、グラデュエーションになっていたり、花びらの端っこの色が違っていたり。 数ある植物の中でも、花色の多さは群を抜いてる気がするのに、さらに毎年毎年、新しいものが出てきます。
 花の形も一重、八重、バラ咲き、フリル咲きとかあるし。
 そんな中で、右の写真は、おととしヨーロッパ最大の見本市で賞をもらったというプリムラで、「ゼブラブルー」 という名前がついています。
 ブルーのシマウマ柄ですよ。 とっても個性的です。
 個性的すぎて 「使い方がちょっと難しそうかな」 とも思うのですが、こういう縞模様っぽい花びら、人気のようですね。 
 こちらも、ほら。
 プリムラというと、発色のよさが特徴だけど、縞模様が入ったものは色が薄まるというか、淡い感じになりますね。 ちょっと渋いというか。
 ピンク系のは、従来の色に比べると「和」の雰囲気もあって、いい色だなーと思ったのですが、そういえば。
 このへんの色味、 「秋色アジサイ」 と似た雰囲気じゃありませんか?
 スモーキーな感じ。 和を匂わせるような、控えめで大人っぽい感じ。
 いろんな色が出尽くしたら、次はこういう色に目が向いていくってことなのでしょうか。
 秋色プリムラです。