お久しぶりのS邸

niwazou2013-04-17

 「つるバラが大きくなって、手に負えなくなりました」 と、SさんちのMさんからご連絡いただいたのは、ちょうど2年ぶりのことです。
 世田谷区Sさんのお宅は、私がこの仕事を始めたばかりの頃に、玄関まわりのプランニングをさせていただいてからのお付き合い。
 息子さん夫婦が同居されることになったので、月に1回伺っていたメンテナンスをいったん終了して、困ったら呼んでもらうことにしておりましたが ・・・ 2年経つとつるバラ、こんな風にモサモサと繁りました。
 アーチを完全に覆っているのは、つるバラ 「サマースノー」。
 一季咲きなので、「お花が終わった後、邪魔な枝は適当に切っても大丈夫ですよ」 とお伝えしていましたが、お嫁さんのMさん、勇気がなくて切れなかった様子です。
 まあ、無理もありません。 今まで植物と無縁に暮らしてきて、いきなりのつるバラ。 ちょっとハードル高かったですよね。 お仕事も子育てもあって、時間もなかなかとれないだろうし。
 でも、Mさん、お花を植えたりするのは好きなのです。 今日も、好きなお花の苗を用意していただいて、一緒に寄せ植え。
 嬉々としてお花を触ってる姿を見ると、こっちも何だか楽しくなってきます。 右が、Mさんの作品です → 
 Mさんの苗のチョイスを見ると、どうやらマーガレット系の花の形が好きなようですよ。 色は黄色の気分だったらしいです。
 そうこうしてる間に、バラの方のお手入れも終了。 写真は、最初のとは反対側から見た様子です。 
 お手入れといっても、伸びて垂れ下がった枝を持ち上げたり束ねたりして、極力、蕾は残すようにして。 
 もうすぐお花の時期だから、枝を切ったり間引いたりするのはその後にしました。 1年に1度の花は、めいっぱい咲かせてあげたいもんね。
 バラを持ち上げたら、アーチの下の花壇も顔を出しました。
 シラン、ギボウシアスチルベ、コバノタツナミソウ、アガパンサスシュウメイギクホトトギスクリスマスローズ ・・・・ 暗号のようですが、じつは色々なものが咲くのよ、この花壇。