W邸のお庭 ２０１３（１）

　川崎市のＷ邸のお庭は、２００８年にリ・ガーデンを任せていただいて以来、今年で５年めになりますが、ずっとお手入れをさせていただいています。
　年に一度、５月には植木の職人さんにも入っていただきますが、他は基本的に私ひとり。　年に４回ほどやって来て植物の世話をする、さしずめ専属ガーデナーといったところです。
　こうなるとですね、ある意味、自分の家のようにも思えるこのお庭　・・・・。
こちらは高台にあるため、ふつうにリビングや玄関前にまとまった広いスペースが１ヶ所、というお庭とは違っています。
　家の周りにたくさんの樹木があり、公道沿いにも玄関前にも植栽スペースがあり、階段に沿って花壇が並んでいます。
　とにかく植物いっぱい！　
　５月は、昨年の秋から咲き続けていたパンジー、シクラメンといった季節の１年草を植え替えたり、咲き終わったバラの花がらを切って肥料をあげたり、梅雨の前に混んだ枝葉を整理したり、伸び始めた芝をカットしたり。
　作業は盛りだくさんで、まる２日がかりで何とか全体の形が整う、といえば、何となく広さをイメージしていただけるでしょうか。
　お庭の仕事はしんどいことも多いけれど、いろーんなお庭を自分の庭のような気分で堪能できる楽しさがあります。　人のお庭を預かる責任はありますが、考えながらお手入れをした結果が、次のシーズンに見られるのは本当に嬉しいことです。
　年間を通して私にお手入れを任せてくださって感謝、ですね。