クレマチスの初夏の剪定
1週間ほど前の写真になりますが、冬につるバラの誘引をしたA邸。 アンジェラが満開です。
結構、枝数を減らしたつもりですが、咲いてみるとこのボリュームで。 アンジェラは本当に花付きのよいバラですね。
このアンジェラの下に咲いている、白いきれいなお花は、クレマチス「白万重(シロマンエ)」 です。
こうして咲いてみるまで品種がわからなかったのですが、これでしたか!
クレマチスにはすごくいっぱい品種がありますが、お花をたくさん咲かせるには、品種の特性に合った剪定をすることが大事です。
たとえばこの白万重は 「四季咲き」 で 「新旧両枝咲き」 タイプです。
四季咲きはわかるとして 「新旧両枝咲き」 なんて難しそうですよねー。 これ、 去年から残っている枯れてるような古い枝から新しい枝が出てきて花がつく、っていう性質なんですけど ・・・
実は、剪定はそんなに難しくはないです。
白万重は、一輪が1ヶ月くらい咲いてるうえ、新しい枝がぐんぐん伸びる。 お花がいっぱい付くので、カット位置はあんまり気にせずに剪定しても大丈夫なんです。
2番めのお花は、咲き終わったお花をカットして1ヶ月後くらいには咲きますが、花がらを先端近くでカットすれば次のがちょっと早めに、長めに深くカットするとやや遅く咲きます。
だから、枝のカット位置を変えるとタイムラグで絶え間なく花が楽しめたりするんですよ。
白万重の場合はこんなだけど、タイプによってはちょっと勝手が違ってくるので、これからクレマチスを植えよう、という人は、とりあえず品種名を覚えておいてね。 ラベルは捨てずにとっておこう。