ピートモス登場
3ヶ月ほど前に「東京の土は黒い」という話をしたのですが、くだんのご近所の土地。 いまはこんなふうになっています。
植物が植えられ、雑草が生えてきて、黒い土はほとんど見えなくなっちゃった。
6月に入ってから、おじさんが一人、毎日のように小さな耕運機で真っ黒な土を耕していたと思ったら、ある日このような物体(↓)が、どどんと積み置かれました。
英語ですけど、Peat Mossってことは・・・ 「ピートモス」 よ、これ。
黒土を入れた後、今度はピートモスを投入するつもりなのね。
いちおう念のために解説しておきますと、ピートモスていうのはミズゴケや水辺のアシやヨシみたいな植物が堆積して腐植化したものです。 通常は土の保水性を高めるとか、肥料のもちをよくするとか、土壌改良の目的で使います。
と、PHが酸性なので、酸性を好む植物の土として使用。 「ブルーベリーの土」 として登場することが多いので、こっちの方でよく知られているかもね。
ということは? と思っていると、数日後には次々とブルーベリーの苗木と思われるものが植えられていきました。
植えた苗木のまわりに、ぐるりと土を盛って高くしてありますよね。 これ、水鉢といいます。
木を植えた直後は、毎日たっぷりお水をあげるのが基本ですが、こうしておくと根元に水が溜まるので、効率がよいです。 ご自分で木を植えられるときにも是非、やってみて下さい。
ブルーベリーの他にも 「ブラックベリー」 や 「シマトネリコ」なんかも植えられていました。
このあたり、やっぱり人気の樹種ってことなのねー。
生産緑地で育っている木を見ると、お庭でよく使われてる木がわかります。