優しげな夏の花ですが。
今年初めて、セミの鳴き声を聞きました。 ミンミンゼミです。
近くの車道沿いの街路樹、「サルスベリ」もずいぶん咲いて、いつもの夏がやってきたのねー、と思う7月の終わり。
そして今日の写真も、目にした人が 「ああ、夏が来たのね」 という気分になる、おなじみの花なのですが、なんだかわかります?
これ 「ノウゼンカズラ」なんですよ。 派手なオレンジの南国っぽい色が一般的ですが、こんな色もあるんです。
なんだか涼しげ、ですよね。
しかしこれ、こう見えてもやっぱりノウゼンカズラなので、強健です。 成長が早くて、地植えだと1年でつるが数m伸びる。 気根を出してぐんぐんと。
あ、ノウゼンカズラはつる植物です。 つるの途中から出す根っこで何かに絡みついて伸びていくので、植える場所はよく考えなきゃいけません。年月が経つと太ーい木のようになりますからね。
人も植物も見かけだけで判断してはいけないわー、と思わせる花なのよ。