バジルの花
先日、喫茶店でオムライスを注文したときのこと。
男性がひとりでやっているらしいお店で、厨房で料理をした後、店先のテラスに出て緑の葉っぱを持って帰ってきました。
運ばれてきたオムライスの上には、先ほどの葉っぱがのっている。 匂いを嗅いでみると 「バジル」 でした。
自家栽培のバジルをトッピングとは、なかなか気が利いてるじゃないのー、と口に入れてみると。
硬い。
店を出る時にコンテナで育てられてるバジルを見ると、蕾ができ始めておりました。
食べちゃうと思わなくて、見栄えのいい大きい葉っぱを選んだのかな? とも思いますが、バジルを料理に使うときは 「花を咲かせないようにする」 というのがポイントなんですよね。
花が咲いてタネができたら葉っぱが硬くなってしまいますから。
オムライスは普通のお味だったのですが、これでバジルが柔らかな新しい葉だったら、もっとおいしく感じたかなと思ったりして。
自宅でバジルを育てる場合、蕾ができたらこまめに摘んで、次々に新しい葉を出すといいのです。
そうすれば長い期間、柔らかで口当たりのよい、香りの濃い葉が使えます。
・・・ てなことは、もちろん口には出しませんでした。 口チャック(古ーい)。