お正月の切り花、なう

niwazou2014-01-10

 明日はもう、鏡開き。 年末に飾ったお正月用の花は残すところ、こんな感じになりました。
 「白い菊(アナスタシア)」、「若松」、「オタフク南天」。
 最初はこの他に、赤い菊、黄色いチューリップ、ガーベラ(グリーンスパイク)、赤い実の千両なんかもあったのですが、徐々に枯れていって、残ったのがコレらです。
 かれこれ2週間かな。 「冬の切り花は10〜14日持つ」と言われる(種類にもよります)けど、実際には暖房の入った部屋に飾るとそうは持たない。
 今回は「切り花の延命剤」を使っていたので、やっぱりそのおかげかな、と思います。
 切り花の延命剤っていうのは、お花を買ったときに付けてくれる、小袋に入った液体のことです。 いろんなメーカーから出ていて値段に幅もあるけど、ボトルタイプを1本買っておくと便利。
 切り花を長持させる方法としては、切り口を焼いたり潰したりする水揚げの工夫とか、砂糖や10円玉、重曹や漂白剤を入れるなど、いろいろありますが、経験からいうと、やっぱり延命剤には負ける。
 普通に水揚げしたら、延命剤を適量入れて飾る。 数日ごとにお水を換える際には切り口を新しく。 手軽で効果が確実です。
 さて、昨年のお正月にはどんなお花を飾ったっけ? と思ったら・・・・
あらまー、ほとんど一緒。 人の好みって、変わらないものね。
 お正月に松はつきものですが、このビューンと長い「若松」というのは、呼び名のとおり、松の若い枝(徒長枝)のこと。
 タネから育てた黒松の苗を3〜4年間伸ばしておくと、節間が長いこんな枝が育つ。
 伸び伸びと若々しい感じがお正月にぴったり、ということです。
 そして白い菊、昨年の赤い菊は 「スパイダー咲き」 という花形です。 
 スパイダーっていうと、蜘蛛? 花火がパッと開いたようなイメージですが、花びらが細くて、先がくるんと巻いたりしないで伸びてるのが特徴。
 丸いピンポン・マムも好きだけど、これも好き。
 長持ちだし形も美しいし、年々、菊への注目度がアップしております。