ニコル 2014

niwazou2014-05-19

今年も美しい、W邸(川崎市)のバラ「ニコルNicole 」です。
 何度も何度も登場しているので、今年は取り上げなくていいかしら?と思うものの。この咲きっぷりを見ると、やっぱりはずせないのです。
 花の大きさは中輪ですが、房咲き(フロリバンダローズ)なのでインパクト・大のニコル。
 葉の数より花の数のほうが多いんじゃないか、と錯覚してしまうほど。
[:W280] さて、この「ニコル」。イギリスで作出されたバラですが、交配親にあたるのは、「ストロベリーアイス Strawberry Ice」です。 
 両者はともに、白地にピンクの可愛らしい覆輪が特徴。お花だけを比べても見分けがつきにくいです。
 その他のプロフィールも、四季咲きで、樹形は横張り性があって高さ1mちょっとくらいで、香りは微香・・・と、ほぼ同じ。
 それじゃあ、どこがどう違うの? という話ですが。
 並べて見たことはないけれど、花はニコルの方が大きくてボリュームがあって、花びらの白の部分が多いかな、という気がします。
 右、ストロベリーアイスなんですけど、この写真じゃ違いがわかりにくいかなぁ。[:W200]
 覆輪がより濃くてはっきりしているので、インパクトは子どものニコルの方が強いはずです。樹形はコンパクトで、花壇などでまとまりやすいし。
 対して、親のストロベリーアイスの方が比較的お花の印象はナチュラル。樹形は、枝の伸びがよくてつるバラっぽくも仕立てられるし。
 ま、最終的にはお好みで、ってことになりますが、いずれにしても魅力的な、ストロベリーアイス・ニコル親子です。