秋ですが、「風鈴・・・」

niwazou2014-11-06

 「ガマズミ」っていうの、聞いたことあります?
 山野にある木の名前ですが、学名は「ビバーナム Viburnum」というの。
 お庭に植える木でビバーナム・・・とうのは、耳にしたことがあるかしら。
 青いメタリックな実がつく「ビバーナム・ティヌス」というのがわりとポピュラーで、写真の赤い実もこの仲間なのですが、このガマズミ、特徴的なのは実のつき方です。
 一般的には実は上に向いてつくんですが、これは下向きにぶらーんと。ぶら下がったようにつくんですよね。
 で、「風鈴ガマズミ」。
 実が赤くなるのは秋だけど、青い実がそよ風に揺れる姿が風鈴を連想させたのかなぁ・・・・
 木々の実が熟して、葉色が変化していく季節です。
 年中、青い葉がついている常緑樹もいいけれど、花とか実とか紅葉とか、季節を感じられるのはやっぱりいいわー。
 といいつつ、我が家の風鈴ガマズミは、まだ全く葉色が変わっていないのですが。
 お花の時期は5月頃だった風鈴ちゃん、咲いてる期間はそう長くはないのですがこんな感じでした。
 小さな花がまとまって傘みたいな形で咲く、清潔な感じの白い花。

 コデマリなんかと雰囲気が似ています。
 さて、我が家の風鈴ちゃんは、直径20センチくらいのスリット鉢に植えていて、軽石を入れて上げ底にした背の高い鉢にセットしてあります。
 連休前にあったイベント(着物リメイク展)では、この鉢をギャラリーの入り口に置きました。
 会期中、背の高い白い鉢はそのままで、開花期に合わせて中の鉢を交換しながら。
 鉢物で育てている植物は、場所を移動できるのが便利です。
 特に人目について、いつも季節感を演出したい場所は、こんな飾り方もいいですよ。
 ガマズミ(ビバーナム)の仲間は丈夫なものが多く、日照不足にもわりと強いので、狭い庭や北側の庭でも育てやすい花木です。
 漢字は難しいよ。「莢蒾」・・・・読めないし、書けないし。