お久しぶり、の桜湯

niwazou2007-03-28

 今日は「桜の花の塩漬け」。
 食材屋さん(富澤商店)で見つけて、買ってきました。
 塩漬けには「カンザン(関山)」とか「フゲンゾウ(普賢象)」という品種の花が、よく使われると聞きますが、残念ながら何を使っているかまでは、表示はありませんでした。当たり前か・・。
 いずれにしても、花色の濃い「八重桜」です。
 この塩漬けを、さっと洗って、熱湯をそそいだものが「桜湯」、または「桜茶」。
 コップの中で、ぱーっと花びらが開きました。いい香り。
 その昔、結納の日に飲みましたよー。 ああ、本当に昔だ・・・
 披露宴を待つ親戚のおじさん・おばさんたちが、控え室で、にこにこしながら飲んでいる。そんな日本の、おめでたい風景を思い出させる「桜湯」です。
 そんなに何杯も飲みたいものではありませんが、たまにはよいものです。      残ったものは、桜ご飯とか、和菓子なんかに添えれば春気分、かな。
 さて、八重桜と呼ばれる種類は、一般に開花時期は4月後半、と遅いです。
 八重咲きだから、花びら8枚かというと、さにあらず。11〜60枚くらいあるものを、そう呼ぶそうです。
 うわー、60枚!っと思ったら、100枚以上、上は380枚なんて種類もあるそうで、これは「菊咲き」というそうですよ。
 桜なのに、菊咲きとはこれいかに。