「ツルハナナス」にも、虫はつく。
「害虫がつかなくて、生育も旺盛で、じょうぶ!」
と思っていた 「ツルハナナス(=ヤマホロシ)」 なのに、きのうS邸に行ってビックリ。
妙に葉がテカってるなぁ、と近づいて見ると、あーらら、やられた。
葉という葉ぜんぶに、白いつぶつぶ・点々。 これは、たぶん 「オンシツコナジラミ」 でありましょう。
小さい小さい虫なので、葉っぱにゴミがついてるようにも見えるけど、これらも立派な虫。 葉から養分を吸っております。
養分吸って、なんかベタベタした液を出すようなので、葉がテカってみえる。 んもう、ベッタベタ。
そして、剪定しようと枝を動かすと、白いのがフワフワと、飛ぶんです。 もう、コナジラミだらけ。
手前が、昨年の今頃のツルハナナス。 なんの被害もなく元気に茂っていたのになー。
で、これに、どう対処したかというと ・・・ すみません。 切りました。
毎日行き来する通路脇なので、ベタベタした葉っぱが、ワサワサしてるのはいただけない、と思い、ばっさりと。
というのも、こんな弱々しい虫だけど、これを取り除くのは厄介なのです。 これだけ大発生したら、薬剤散布しなきゃ、駆除は難しい。
したがって、一度リセットすることにしたんです。
下の方の芽を少し残しましたので、時間はかかるでしょうが、また伸びてくるでしょう。 時を待って、新しく伸びた枝を、誘引しましょう。
ところで、この大発生の原因なんですけど。 しばらく雨が降らなかったことが、関係してるかもしれません。
コナジラミを一番よく目にするのは、室内にある多肉植物。 屋外では、屋根のかかったところで見かけることが多いので、“雨がかからない・乾燥する所” に発生し易いのかな、というのは、経験から推測できます。
でも、一概にそうともいえないのが悩ましいところ。 その年の天候などによっても違うんだよなぁ ・・・ 。
ある程度の虫がつくのは、仕方ないことだけど、虫はやっぱりできるだけ避けたいから、駆除より予防に力を入れていかなくちゃ ・・・
と、虫の話題が多いわ、最近。