つるバラの誘引(1)

niwazou2008-01-15

 バラっていうのは、伸びた枝の先っぽに花を咲かせます。
 だから「つるバラ」の長い枝は、自然に放置しておくと、そのバラの本来の姿にびゅーんと枝を伸ばして、花が咲くべき時期になると、先っぽに花を咲かせます。
 だけど、それが問題なく許されるのは、すごく広いお庭か、山の中だったりする話。
 それに、お花の数だって、できれば多いほうが嬉しい、ですよね。
 だから、人の手で、枝を「剪定」したり「誘引」したりします。もうちょっと前に戻るなら、花を咲かせたい位置を考えて、植えつける位置を決めます。
 写真は、幅の広ーいフェンスに枝を這わせて、道行く人に見てもらえるように、と誘引してあります。
 高さは1.2mくらいのフェンスだけど、幅は6mくらいはある場所なので、この場所に合った、枝が横に長く伸びていくタイプ(ランブラーローズ)の品種が植えられています・・・ええっと「ドロシー・パーキンス」だったかな、「ガーデニア」だったかな。名前は忘れましたっ。
 見てのとおり、植え場所は日当たりがよくなくても大丈夫。
 無理に引っ張って枝を傷めないよう注意しながら、ちょっと湾曲させた感じで、水平に近い感じに枝を留めていくと、花が多くつきます。 
 上下の枝がぶつからないように、間隔も注意です。お日様の当たる面積が広ければ、カラダも元気に育つわけで、花もつきがよくなるから。
 「枝を留めるのは、片側から」を守って、フェンスに枝を留めていきます。
 ここは、道行く人に見てもらいたいから、写真は内側から撮ってるけど、枝は枝元から外側に出して、外側から留めてあります!