サルスベリ、咲かないワケは?
「サルスベリ (百日紅)」 の花、今年も満開です。
毎年思うことだけど、サルスベリと青い空って、本当によく似合う。 ついつい、写真を撮ってしまう。
7・8・9月と、約100日咲き続ける “百日” 紅だから、あと1ヵ月くらいは、こんなふうに咲いてくれます。
街路樹がサルスベリの調布市。 この季節は、濃いピンク・桃・白、と、色あざやかな景色が楽しいです。
一方、ウチのマンション入口のサルスベリは、こんな風。
葉は適度に繁ってますが、花、皆無です。
原因はわかっております。
梅雨の頃かなぁ、変な時期に、剪定しちゃったからだと思われます。 気づけば、枝がばっさりカットされ、ひとまわり小さくなってました。
サルスベリの花の芽は、「春から伸びた新しい枝の先」 にできるので、春にできた芽を、夏が来る前に切れば、まあ、花は咲きませんわね。
このイレギュラーな剪定は、確信犯でしょう。
集合住宅の入口だし、人通りもある道沿いなので、おおかた「枝が邪魔」 という苦情があったのか、大家さんが判断したのか。 そんなとこです。
今年は、花が見られないのかぁ、と思うとちょっと淋しいけど。 切り倒されたわけじゃないから、ま、いいことにしよう ・・・ 。
サルスベリは、花の芽が作られるのが遅い木ですが、一般的には、花後、秋までに翌年の花芽を作ってしまう花木も多いです。
だから、実を楽しむものは除いて、大きくなったら困る花木の剪定は、
花の終わったあとに = 翌年の花の芽ができる前に = 早いうちに
剪定するのが、安全です。 花が咲き終わったら、ある程度の剪定をしておきましょう。
変な時期に、「もう、どうしようもないから切らなきゃ!」 なんてことになる前に。
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さて、このブログ。 スタートして、今日でまる3年となりましたよ。 876日、書いたようです。
もう何を書いたか、ほとんど記憶にありません。 同じことばっかり書いてても、大目に見てねー。