ナスとウドンコ病

niwazou2012-07-19

 相変わらずよく生っている、ナス。 ヘタのところが白くなっているのは 「ウドンコ病」 です。
 病気も害虫も、地植えで作るよりは断然少ないけれど、ウドンコ病だけは必ず発生するんですよねー。
 作っている野菜が病気になると 「これ、食べて大丈夫なのか?」 と思うことがありますが、ナスのウドンコ病については、実がやられることはありません。
 ヘタまでは広がるけど、調理する前に取り除けばいいです。 ヘタのとこ、トゲトゲしてるから気をつけてとろう。
 しかし、実は大丈夫だからといって、病気になったのをそのまま放置しておくのはダメ。 葉の表面が粉っぽいものに覆われると、光合成が阻害されます。
 白くなった葉をそのままにしておく → 黄色くなって落葉 → 葉がなくなる → 光合成できなくなる(=エネルギーを作れなくなる)→ 枯れる
 というふうに株が弱っていくので、それ以上病気を広げないことが大事です。
 白っぽくなった葉は菌を広げるばかりだから、取り除いた方がいいです。
 けど、一度広がったウドンコ病はなかなか治まらないから、そうこうしているうちに、葉がなくなってつんつるてん、ってこともある。 それじゃ本末転倒ですよね。
 現実的には、症状のひどいのは取り除いて、軽い葉には薬剤を散布しつつ栽培を続ける、というのが一般的な対処法だと思います。
 さて、そんなふうにダマシダマシやっている間にも次々と実は生り、7月の半ば頃から病気もやや落ち着いてきた我が家のナスたち。
 気候の関係もあるでしょう。 ここんとこ新しい葉がどんどん出てきて、取り除いた分に追いついてきました。
 元気を取り戻したナス。 もうしばらくはとって食べ、7月の終わりには一度ばっさり剪定する予定です。 秋の実りに備えるの。
 今日のお昼は、ナスとベーコンのパスタです。