レイズドベッドについて、再び

niwazou2011-03-08

 「レイズドベッド」 について書こうとして、なんか以前、書いたような気がする ・・・と思ったら。 やっぱり書いてた、2007年の冬に。
 今まで書いた日記は 1,304日(!)なので、同じ内容を繰り返すこともありますが、前は前でご覧いただくとして。
 今日はこちら。 近所のお宅なんですが、いつ前を通っても植物がいっぱい並んでいます。
 植物が植わっている場所は、コンクリートで囲われた花壇。 奥行きは50cmより狭いかな、と思うけど、高さは大人の腰に近く ・・・60cmはあるだろう。 土が底まで入ってると思われます。
 「土のない場所でも、高さのあるコンテナや花壇を工夫すれば、いろんな植物を育てられますよ」 という説明をするときに、お手本になりそうな、理想的な 「レイズドベッド」です。
 ここのお宅、以前からたくさんの植物を育ててらっしゃいましたが、レイズドベッドができる前は鉢がいっぱい並んでいました。
← 違うお宅の写真なんですけども、こんな具合で。
 これが悪いとはいいません。 地面がなければ鉢に植えるしかないもの。 置き場に困ったら、家の周りに並べるしかないもの。 
 個人的にはこういうのも好きです。
 しかし、最初の写真近い状態を作ると、まず、お手入れがラク。 土が乾きにくく、水はけもよくなるから、植物の生育状態はよくなるだろうし、水やりもラク
 高さがあると、植物に日が当たり易くなるし、作業の姿勢がラク。 丹精こめた植物が、通行人の目線に入りやすい位置に見えるのもマル。
 レイズドベッドには、利点が多いのです。
  こんなふうに段差をつけてあると、植える植物の高さによって場所を選んだりもできますね。 同じ高さで1列に並ぶより、変化があって素敵。
 コンクリートで作った、こんなしっかりしたものでなくてもいいんです。 レイズドベッドの発想が大事。
 背の高いコンテナを使ったり、台の上に置いて高さを出したり。 そんなことでも、植物の育つ環境は変わりますからね。 
 春に向けて、いろいろ考えよう、今年も。