コチア・ダイヤモンドダスト

niwazou2008-01-09

 右のコンテナ、まん中の背が高くて白く見える植物は「コチア・ダイアモンドダスト」といいます。
 切り花では「ブルーブッシュ」と呼んだりするのかしらん。ここ数年、苗も出回るようになりました。
 ツリーに粉雪が積もったような、コンペイトウがくっついたような。とても目を引く、愛らしい姿をしています。
 ちょっと時期はずれだけど、ツリーの変わりにクリスマスを演出、なんて役目も十分に果たせてしまうのです。夏は夏で涼しげだし。高さがあるのも、寄せ植えには重宝。
 これ、いわゆる「シルバーリーフ」です。
 シルバーリーフといえば、「シロタエギク」なんかがまず浮かんできますが、要するに、白っぽい色をした葉っぱのことです。
 一見、白く見えるシルバーリーフですが、これも葉っぱには違いないので、じつは白いのは表面だけです。中は緑。
 このコチアや、シロタエギクは、葉の表面が細かい白い毛で覆われているタイプのものです。触ると、ふわんとしています。
 苗の1つ1つは、実はこんなに弱々しくてデリケートなので、根鉢はあんまり崩さないで、植え替えのダメージを与えないように注意、注意。
 表面に毛のあるシルバーリーフは、陽射しの強い乾燥地や寒冷地など、気候条件の厳しい場所に自生しているものが多いので、葉の表面を覆って、光を反射したり、葉から水分を失うのを少なくするように、自分のカラダを守ろうとして・・・で、毛が生えてるんです。
 環境的には、ドライなのが好き。
 風通しが悪くなるとダメなので、足元の枯れてきた葉っぱを除いてやったり、乾かし気味に管理してあげれば、きれいな形で長く楽しめますよー。
 梅雨時の蒸れに注意ね。そこ、乗り切れば、来年も楽しめます!